ラグビーの時間
うまくなる選手が使っている「練習以外」の時間
選手向け上達の考え方

うまくなる選手が使っている「練習以外」の時間

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「もっとうまくなりたい。でも練習の時間は決まっているから伸びるスピードも決まっている」──そう思っていませんか。うまい選手との差は練習量だと感じて少しあきらめかけている人もいるかもしれません。

実は差がつくのはグラウンドの外です。一番練習している選手でも週の練習時間は11時間ほど。1週間は168時間なので残りの157時間の使い方で差がつきます。

自分も高校時代に半年過ごしたニュージーランドで、休み時間までラグビーで遊ぶ選手たちを間近で見てきました。

この記事を読んでわかること
  • 練習以外の157時間の使い方
  • 道具を置く場所で続けやすくなる仕組み
  • ラグビーを「遊び」にしている選手が強い理由

この記事では練習以外の時間の使い方と、それを続けるための仕掛けをお伝えします。読み終えるころには、次の練習までの毎日が「待ち時間」ではなく「伸びる時間」に変わっているはずです。

差がつくのはグラウンドの外

練習中の1〜2時間はみんな同じことをやっています。だからそこだけで差をつけるのは難しいです。

本当に差がつくのは残りの22〜23時間の過ごし方です。

睡眠、食事、動画での勉強、ラグビーノート。どれも地味ですが毎日積み重なると大きな差になります。

たとえば睡眠は最低8時間を目指してみてください。寝る30分前にスマホをやめるだけで眠りが深くなります。深い眠りの中でしか出ないホルモンが体を直してくれます。スキルの記憶が定着するのも寝ている間です。

ラグビーノートも同じです。ノートは日記ではありません。次の練習で何を意識するかを決める作戦ノートです。最初は1行でも構いません。

練習の直前に今日意識することを5分だけ復習する。こういう小さな習慣が数か月後の自分を作ります。

りょうたコーチりょうたコーチ

練習時間はみんな同じです。だからこそ練習以外の時間が勝負になります!

道具を「見える場所」に置いておく

とはいえ続けるのは難しいです。やろうと思っても忘れてしまいます。

そこでおすすめなのが道具を先に置いておく方法です。やりたいことの道具を毎日必ず通る場所の見えるところに置きます。

玄関にボールと着替えを置いておけば、帰ってきてすぐ自主トレに入れます。お風呂場の床にボールを置いておけば、入る前にパスができます。枕の上にノートを置いておけば、寝る前に必ず目に入ります。

大事なのは「見た瞬間に思い出す」仕掛けを作ることです。やる気に頼らず環境に思い出させます。これなら続きます。

やりがちな失敗

「やる気が出たらやろう」と後回しにすると、そのまま1日が終わってしまいます。やる気は動き出したあとから出てくるものです。どうしても無理な日は1回だけでもやってみてください。

ラグビーが「遊び」になっている選手は強い

そのニュージーランドでは、高校生が休み時間に制服のままタッチフットを始めていました。

そのうちヒートアップして本気のコンタクトになります。タックルもジャッカルもオフロードも出てきます。彼らにとってラグビーは完全に遊びでした。

好きなゲームや動画を見ているとき、時間はあっという間に過ぎますよね。あの感覚で毎日ボールを触っている選手は間違いなく伸びます。

「やらなきゃ」でやる選手と「楽しい」でやる選手では、伸び方がまったく違います。

どうすれば楽しく練習できるかを工夫すること。それ自体が上達の一部です。

まとめ

この記事のまとめ
  • 一番練習する選手でも週11時間。残りの157時間で差がつく
  • 睡眠は最低8時間。寝る30分前にスマホをやめる
  • ノートは日記ではなく、次に何を意識するかを決める作戦ノート
  • 道具を毎日通る場所の見えるところに置いて思い出す仕掛けを作る
  • 玄関にボール、風呂場にボール、枕の上にノート
  • ラグビーが「遊び」になっている選手が一番伸びる

グラウンド外の時間を味方につけられると、次の練習の日が待ち遠しくなります。上達はグラウンドの上だけで起きるものではありません。

まずは今日、ボールかノートを1つだけ選んでください。そして明日必ず目に入る場所に置いてみてください。

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三原 亮太(りょうたコーチ)

三原 亮太(りょうたコーチ)

ラグビーの時間 代表

元近鉄ライナーズ。小・中学生専門のプロラグビーコーチ。「モチベーションレベルを高めて、次のステージへ」を信条に、選手と保護者に伴走しています。

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