頑張って練習しているのになかなか試合に出してもらえない。ベンチを温める時間が続くわが子を見るのは親としてつらいものです。「なんでうちの子が出られないの」とコーチに言いたくなる気持ちもよく分かります。
でもここで親がやるべきなのは起用に口を出すことではありません。まず気持ちを受け止める。そのうえで「今の自分に何ができそう?」と一緒に考える。やることはこの2つだけです。
自分も現役最後の2年間は公式戦に出られず悔しさを抱えたまま退団しました。
この記事を読んでわかること- 出られない時間を成長に変える関わり方
- そのまま使える声かけの例
- 「矢印を自分に向ける」の意味
この記事では出られない時間をお子さんの成長に変える関わり方とそのまま使える声かけをお伝えします。悔しさを人のせいにせず自分で前に進む力はラグビーを離れたあともお子さんを支えてくれます。
「なぜ出さないの」は言わない
まずいちばんやってはいけないこと。コーチに「なぜうちの子を試合に出さないんですか」と詰め寄ることです。
選手の起用はコーチの専門領域です。チーム全体のバランス、相手との相性、その日のコンディション。いろんな要素を考えてコーチが決めています。
ここに親が口を出すとコーチとの信頼関係が崩れてしまいます。結果的にお子さんが居づらくなってしまうのです。
りょうたコーチ起用はコーチに任せて大丈夫です。お子さんの気持ちを受け止めるほうがずっと力になります。
そしてこれは伝え方の問題だけじゃありません。「出してもらえないのはコーチのせい」。そんな空気を親が作るとどうなるか。お子さんも「自分は悪くない、コーチが悪い」と考えるようになります。
これがいちばんもったいないです。人のせいにしている間はその子は伸びないからです。
「矢印を自分に向ける」きっかけにする
出られないときこそお子さんが大きく成長できるチャンスでもあります。
りょうたコーチ親ができるのは答えを教えることではありません。一緒に考える相手になってあげてください。
カギは「矢印を自分に向ける」こと。他人や環境のせいにするのではなく「今の自分に何ができるか」を考える。この姿勢が育つと子どもはどんな場面でも自分で前に進めるようになります。
親ができるのはその手助けです。まず気持ちを受け止める。そのうえでこう問いかけてみてください。
声かけ例「悔しいよね」
「試合に出るために、今の自分には何ができそう?」
「コーチはどんなプレーを見たいんだと思う?」
答えはお子さん自身に出させてあげましょう。文句を言う代わりに行動で示す。その経験はラグビーだけでなくこれからの人生でずっと役に立ちます。
出られない時間はつらい。でもその時間をどう過ごすかで子どもは大きく変わります。
親が「コーチのせい」にするか「自分に何ができるか」を一緒に考えるか。その違いがお子さんの未来を分けていきます。
まとめ
出られない時期に親ができるのは起用を変えることではありません。悔しさを受け止めて次の一歩を一緒に探すことです。
お子さん本人が読める記事もあります。一緒に読んでみるのもおすすめです。
関連記事試合に出られないとき、最初にやるべきことメンバーに選ばれない。判定に納得がいかない。そんなときに何を考えるかで、その後の伸び方は大きく変わります。矢印を自分に向けてコーチに直接理由を聞きに行く。試合に出られない選手が悔しさを明日やることに変えるための最初の一歩をお伝えします。この記事のまとめ- 選手の起用はコーチの専門領域。信じて任せる
- 「コーチのせい」の空気を親が作らない
- 人のせいにしている間はその子は伸びない
- まず「悔しいよね」と気持ちを受け止める
- そのうえで「今の自分に何ができそう?」と一緒に考える
矢印を自分に向けられるようになると、お子さんはどんな場面でも自分で答えを見つけられるようになります。親が先回りして動かなくても大丈夫になっていきます。
次の試合でお子さんがベンチだったら、まず「悔しいよね」と一言だけ伝えてみてください。問いかけはそのあとで大丈夫です。
出られない時間はつらいものです。でもその時間はお子さんが強くなる時間に変えられます。