試合中、わが子に何か言いたくなる。周りの保護者が声を出していると、自分も何か言ったほうがいいのかなと思う。
あるスクールには「保護者は試合中のヤジ禁止」というルールがあるそうです。理由は子どもがプレーに集中するため。外からの声が飛び交うと子どもはプレーの判断より言われたことに引っ張られてしまうからです。
この記事では子どもが思い切りプレーできる応援の形についてお伝えします。
2026/7/22
試合中、わが子に何か言いたくなる。周りの保護者が声を出していると、自分も何か言ったほうがいいのかなと思う。
あるスクールには「保護者は試合中のヤジ禁止」というルールがあるそうです。理由は子どもがプレーに集中するため。外からの声が飛び交うと子どもはプレーの判断より言われたことに引っ張られてしまうからです。
この記事では子どもが思い切りプレーできる応援の形についてお伝えします。
現場でいろんな保護者の方を見てきて思うのは、何も言わず静かに見守っている保護者が一番かっこいいということです。
静かに見守るというのは無関心とはまったく違います。むしろ逆で「あなたのプレーを、あなたの判断を、信じて見ているよ」という姿勢そのものです。
グラウンドの中の判断は子どもとコーチに任せる。親は結果に一喜一憂せず、どっしり構えて見ている。その安心感の中で子どもは思い切ってプレーできます。
ミスを怖がらず挑戦できる子の後ろには、たいていこういう保護者がいます。
試合中に届けたいことがあっても、ぐっと飲み込んで、あとで聞く。「今日どうだった?」と。それができる方を見ると本当に尊敬します。
黙って見ているのは応援していないことではありません。信じている証拠です!
もちろん声を出して応援したい日もありますよね。それも素敵な応援です。
かけるなら前向きな言葉だけで十分です。相手チームの良いプレーに拍手を送れたら、もう満点です。
「ナイスプレー!」「いいぞ!」
ミスしたときは「ドンマイ! 次いこう!」
逆にプレー中の技術的な指示だけは、コーチに任せてあげてください。親とコーチの指示が違うと、子どもはどちらを聞けばいいか分からなくなってしまいます。
難しく考えなくて大丈夫です。持っていくのは「ナイス!」と「ドンマイ!」の2つだけ。あとはあなたが試合の雰囲気を楽しむことです。
親が楽しそうに見てくれている。それだけで子どもは安心してグラウンドを走り回れます。今度の試合でちょっと意識してみてください。

三原 亮太(りょうたコーチ)
ラグビーの時間 代表
元近鉄ライナーズ。小・中学生専門のプロラグビーコーチ。「モチベーションレベルを高めて、次のステージへ」を信条に、選手と保護者に伴走しています。
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