ラグビーの時間
「静かに見守る」が一番かっこいい応援でした
保護者向け

「静かに見守る」が一番かっこいい応援でした

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試合中わが子に何か言いたくなる。周りの保護者が声を出していると自分も何か言ったほうがいいのかなと思う。ミスをした瞬間はどんな顔をすればいいのか分からない。そんな迷いはありませんか。

結論から言うと何も言わず静かに見守っている姿が一番かっこいい応援です。声をかけたい日は「ナイス!」と「ドンマイ!」の前向きな言葉だけで十分です。

試合中の子どもとの関わり方については保護者の方から何度もご相談を受けてきました。

この記事を読んでわかること
  • 外からの声が子どもに何を起こすか
  • 声をかけるなら使っていい言葉
  • 試合当日に持っていく言葉の決め方

この記事を読むと外からの声が子どもに何を起こすのかが分かります。そして試合当日に持っていく言葉も決まるはずです。次の試合からはそわそわせずに済みます。思い切り走るわが子の姿をそのまま楽しめるようになりますよ。

静かに見守るのは無関心とは違う

現場でいろんな保護者の方を見てきて思うのは、何も言わず静かに見守っている保護者が一番かっこいいということです。

あるスクールには「保護者は試合中のヤジ禁止」というルールがあるそうです。理由は子どもがプレーに集中するためです。外からの声が飛び交うと子どもはプレーの判断より言われたことに引っ張られてしまいます。

静かに見守るというのは無関心とはまったく違います。むしろ逆で「あなたのプレーを、あなたの判断を、信じて見ているよ」という姿勢そのものです。

グラウンドの中の判断は子どもとコーチに任せる。親は結果に一喜一憂せずどっしり構えて見ている。その安心感の中で子どもは思い切ってプレーできます。

ミスを怖がらず挑戦できる子の後ろにはたいていこういう保護者がいます。

試合中に届けたいことがあってもぐっと飲み込む。そしてあとで「今日どうだった?」と聞く。それができる方を見ると本当に尊敬します。

りょうたコーチりょうたコーチ

黙って見ているのは応援していないことではありません。信じている証拠です!

声をかけるなら前向きな言葉だけ

もちろん声を出して応援したい日もありますよね。それも素敵な応援です。

かけるなら前向きな言葉だけで十分です。相手チームの良いプレーに拍手を送れたらもう満点です。

声かけ例

「ナイスプレー!」「いいぞ!」

ミスしたときは「ドンマイ! 次いこう!」「惜しかったね!」

逆にプレー中の技術的な指示だけはコーチに任せてあげてください。親とコーチの指示が違うと、子どもはどちらを聞けばいいか分からなくなってしまいます。

難しく考えなくて大丈夫です。持っていくのは「ナイス!」と「ドンマイ!」の2つだけ。あとはあなたが試合の雰囲気を楽しむことです。

練習の見学は視界に入らない場所から

試合だけでなく練習の見学でも同じことが言えます。

親の姿が見えると振り返ってしまって練習に集中できない。そういうタイプのお子さんもいます。

見学するなら「静かな応援団」として、お子さんの視界に入らない場所からそっと見守るのがいちばんです。

難しく考える必要はありません。保護者の方自身がその場の雰囲気を楽しんでいれば、それはお子さんにも伝わります。

まとめ

この記事のまとめ
  • 外からの声が多いと子どもは自分の判断より言われたことに引っ張られる
  • 静かに見守るのは無関心ではなく「信じて見ている」という姿勢
  • 親がどっしり構えていると、子どもはミスを怖がらず挑戦できる
  • 声をかけるなら前向きな言葉だけ。技術的な指示はコーチに任せる
  • 持っていくのは「ナイス!」と「ドンマイ!」の2つでいい

親が楽しそうに見てくれている。それだけで子どもは安心してグラウンドを走り回れます。勝ち負けよりもその安心感が次の挑戦を支えてくれます。

次の試合はまず声を出さずに最後まで見てみてください。どうしても言いたくなったときだけ「ナイス!」か「ドンマイ!」を。試合が終わったら「よく頑張ったね」と一言かけてあげてください。

うまく黙っていられない日があっても大丈夫です。あなたが楽しそうに見ている。それが子どもにとって一番の応援になります。

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三原 亮太(りょうたコーチ)

三原 亮太(りょうたコーチ)

ラグビーの時間 代表

元近鉄ライナーズ。小・中学生専門のプロラグビーコーチ。「モチベーションレベルを高めて、次のステージへ」を信条に、選手と保護者に伴走しています。

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