試合が終わった直後。勝って嬉しい、負けて悔しい、ミスして落ち込む。子どもの心はいろんな感情でいっぱいになっています。
このデリケートな時間にかける言葉は子どもの心に深く、そして長く残ります。だからこそ最初の一言に迷ってしまいますよね。
先に結論をお伝えします。試合直後に必要なのはアドバイスではありません。目を見て「お疲れ様」と気持ちを受け止めてあげることです。自分も試合の帰りに言われたことは「辛かった」という記憶以外ほとんど残っていません。
この記事を読んでわかること- 試合直後にかける最初の一言
- 帰りの車での過ごし方
- 技術の話をしていいタイミング
この記事では試合直後の最初の一言と帰りの車での過ごし方が分かります。明日の試合から迷わず声をかけられるようになり、気まずかった帰り道が親子で穏やかに過ごせる時間に変わります。
試合直後に必要なのはアドバイスじゃない
このタイミングでいちばんやってしまいがちなのが反省会です。「こうすれば良かったのに」という技術的なアドバイス。「なんであんなミスしたの?」というダメ出し。こうした言葉をつい言ってしまいます。
でも試合直後の子どもにいちばん必要なのはそれじゃありません。
まず気持ちに寄り添って受け止めてあげることです。
おすすめは目を見て「お疲れ様」の一言から始めること。勝ったときは「勝ってえらい」で終わらせず結果だけでなく過程をほめてあげます。負けたときは気持ちごと受け止めてあげます。
声かけ例「お疲れ様。今日も一生懸命だったね」
「終盤のあのタックルすごかったね。最近ずっと練習してたもんね」
「悔しいよね。でもその気持ちがあるから上手くなれるんだよ」
技術の話は子どもが落ち着いて自分から聞きたくなってからで十分です。
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親子の気まずい時間ナンバーワン。それが試合帰りの車の中です。密室で親からのダメ出しや質問攻めにあう。うんざりしている子は本当に多いんです。
自分自身も言われる側でした。せっかくのアドバイスもあの空間ではただのプレッシャーになってしまうんです。
りょうたコーチ帰りの車では何も言わなくて大丈夫です。好きな音楽をかけてクールダウンの時間にしてみてください。
だから帰りの車はぐっとこらえて「クールダウンの時間」にしてあげてください。試合とは関係ない話をする。子どもが話したそうなら聞く。話したくなさそうならそっとしておく。それで十分です。
「振り返り」は大事ですがそれは時間と場所を選びます。少なくとも試合直後の車の中ではありません。
まず「お疲れ様」から始める
次の試合のあと最初の一言を「お疲れ様」にしてみてください。それだけで子どもは「結果に関わらず見てくれている」と感じます。その安心感が次の試合に向かう力になります。
子どもが本当に求めているのは的確なアドバイスではありません。どんな結果でも味方でいてくれる存在です。その役割はコーチには果たせません。
お父さんお母さんにしかできないいちばん大切なサポートです。
まとめ
この記事のまとめ- 試合直後に必要なのはアドバイスではなく気持ちの受け止め
- 最初の一言は目を見て「お疲れ様」から
- 勝ったときは結果ではなく過程をほめる
- 帰りの車は反省会ではなくクールダウンの時間にする
- 技術の話は子どもが自分から聞きたくなってからで十分
試合のあとの一言が変わると子どもの表情も変わります。どんな結果でも味方がいてくれると分かった子は、また挑戦する勇気を持てます。
今週末の試合が終わったら、まず目を見て「お疲れ様」と言ってみてください。それだけで十分です。うまく言えない日があっても大丈夫です。