「最近うちの子、練習に行きたがらない」
「前はあんなに楽しそうだったのに、なんだかやる気がなさそう」
そんな姿を見ると親としては心配になりますよね。つい「もっとやる気出しなさい」と言いたくなる。
でもちょっと待ってください。やる気の問題だと決めつける前に確認してほしいことがあります。
この記事ではやる気が見えないときにまず見るところと日々の関わり方の見直し方をお伝えします。
2026/7/13
「最近うちの子、練習に行きたがらない」
「前はあんなに楽しそうだったのに、なんだかやる気がなさそう」
そんな姿を見ると親としては心配になりますよね。つい「もっとやる気出しなさい」と言いたくなる。
でもちょっと待ってください。やる気の問題だと決めつける前に確認してほしいことがあります。
この記事ではやる気が見えないときにまず見るところと日々の関わり方の見直し方をお伝えします。
やる気が見えないときまず確認すべきはお子さんの心と体の健康状態です。
睡眠は十分に取れているでしょうか。練習のやりすぎで疲労が溜まっていないか。食事はしっかり食べられていますか。学校や友達関係で何か悩んでいる様子はないか。こうした点をひとつずつ見てあげてください。
「やる気がない」ように見えても裏には別の理由が隠れていることがあります。「ただ疲れている」「何か別のことで悩んでいる」。そんなケースは本当によくあるのです。
やる気を疑う前にまず眠れているか食べられているか見てあげてください。
もし単に疲労が原因なら無理にやる気を出させようとするのは逆効果です。このときは勇気を持って休ませることがいちばん効果的な対策になります。
体が回復すれば自然とまた「やりたい」が戻ってくる。やる気は心と体が元気であることが大前提なんです。サボっているように見えてもまずはそこを疑ってあげてください。
心身に大きな問題がなさそうなら日々の関わり方を見直すことで主体的な気持ちは育てられます。
ひとつは「楽しさ」を思い出させること。「上手くならなきゃ」「勝たなきゃ」というプレッシャーは子どもからスポーツ本来の楽しさを奪います。プロの試合を一緒に見て「すごいね!」と純粋に楽しむ。それだけで気持ちがほぐれることがあります。
もうひとつは子どもに「主導権」を与えること。人は「やらされている」と感じると主体性を失います。試合後にまず本人の評価を聞く。自分で考えて決める経験が「これは自分のスポーツだ」という当事者意識を育てます。
「今日の練習で一番楽しかったことは何?」
「今日の自分のプレーどうだった?」
そして結果ではなく「努力の過程」を具体的に認めること。「毎日パス練習を続けたから、正確になったね」と行動を具体的にほめてあげます。自分の努力を認められると子どもは「頑張れば成長できる」と学びます。
「やる気がない」と決めつける前にまず体は元気か、楽しめているか。そこを見てあげるだけでかける言葉が変わってきます。

三原 亮太(りょうたコーチ)
ラグビーの時間 代表
元近鉄ライナーズ。小・中学生専門のプロラグビーコーチ。「モチベーションレベルを高めて、次のステージへ」を信条に、選手と保護者に伴走しています。
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