スクリューキックは難易度の高いキックです。当たる場所が少しずれるだけで回転が乱れたり飛距離が出なかったりします。練習しているのになかなかうまく蹴れない。そんな選手も多いのではないでしょうか。
スクリューキックとはボールに横回転をかけながら蹴るキックです。回転をかけると風の抵抗を受けにくくなり遠くに飛ばせます。試合で使えるようになれば陣地を大きく取り返す武器になります。
この記事では「持ち方」「落とし方」「蹴り方」の3つのポイントに分けて解説します。
2026/7/13
スクリューキックは難易度の高いキックです。当たる場所が少しずれるだけで回転が乱れたり飛距離が出なかったりします。練習しているのになかなかうまく蹴れない。そんな選手も多いのではないでしょうか。
スクリューキックとはボールに横回転をかけながら蹴るキックです。回転をかけると風の抵抗を受けにくくなり遠くに飛ばせます。試合で使えるようになれば陣地を大きく取り返す武器になります。
この記事では「持ち方」「落とし方」「蹴り方」の3つのポイントに分けて解説します。
スクリューキックはボールを手のひらの上に寝かせて置き、先端を少し斜めに傾けて持ちます。傾ける角度の目安は時計の針でイメージすると分かりやすいです。
左利きの場合はボールの先を2時と8時を結ぶ向きに、右利きの場合は10時と4時を結ぶ向きに傾けます。
またボールの縫い目ではなく平らな面を上に向けて持つと蹴りやすくなります。ここは個人差もあります。いろいろ試しながら自分にとっていちばん安定する持ち方を見つけてみてください。
スクリューキックでもっとも差が出やすいのがボールの落とし方です。ボールを持ったときの形をキープしたまま落とせるかどうかが非常に重要になります。
コツはボールから手を離したら素早く手を下に引くイメージで落とすことです。こうするとボールに余計な力が入らずきれいに落とせます。
あせって手を離すとボールが暴れます。手はスッと下に引くだけで大丈夫です!
ほんの少しでもボールがブレると回転がぐちゃぐちゃになり距離が全然出なくなってしまいます。持ったときの形をキープしたまま落とせるようになるまで、繰り返し練習することが大切です。
スクリューキックはボールの中心あたりを足の甲で蹴り上げます。中心を蹴ることでボールにしっかり力を伝えながら、同時に回転をかけることができます。
回転をかけることだけを意識してボールの横をこするように蹴る。すると回転自体はかかってもボールに力がうまく伝わりません。飛距離が出ないうえにコントロールも難しくなってしまいます。
しっかり力を伝えるためにもボールの中心をまっすぐ蹴り上げるイメージで蹴りましょう。
スクリューキックのポイントをおさらいします。ボールは寝かせて先端を少し斜めにして持つ。手を離したら素早く下に引いて持った形のまま落とす。中心あたりを足の甲で下からまっすぐ蹴り上げる。この3つです。
3つのポイントのうち、いきなり全部を完璧にしようとする必要はありません。
まずは「持ち方」と「落とし方」の2つに絞って練習してみてください。ここが安定してくるとボールが暴れずに落ちてきます。
すると蹴り方の練習にも集中しやすくなります。逆に持ち方や落とし方が不安定なまま蹴り方だけを練習しても、毎回ボールの状態が違います。そのためなかなか感覚がつかめません。土台となる2つを先に固めることが結果的にいちばんの近道になります。

三原 亮太(りょうたコーチ)
ラグビーの時間 代表
元近鉄ライナーズ。小・中学生専門のプロラグビーコーチ。「モチベーションレベルを高めて、次のステージへ」を信条に、選手と保護者に伴走しています。
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