「もっと上手くなりたい」という気持ちが強い子ほど休むことを忘れて練習しすぎてしまうことがあります。その姿は親として頼もしくもあり応援したくなりますよね。でも「このままで大丈夫かな」と不安になる日もあるのではないでしょうか。
先にお伝えします。休養は練習をサボる時間ではなく体を作る時間です。頑張りすぎている子ほど「休む勇気」を持たせてあげてください。自分自身も中学の3年間で身長が5cmしか伸びませんでした。
この記事を読んでわかること- 休養が体づくりに欠かせない理由
- 頑張りすぎている子への声のかけ方
- 今夜からできる睡眠の工夫
この記事では休養が体づくりに欠かせない理由と今夜からできる工夫をお伝えします。読み終えるころには頑張る子にブレーキをかけずに見守れるようになります。お子さんの毎日の頑張りがちゃんと体に積み上がっていきます。
休養を軽視すると伸びるものも伸びない
体を動かすことは成長期の子どもにとってとても大切です。でも過度な運動は疲労を溜め込みケガのリスクを高めてしまいます。
そして見落とされがちなのが「睡眠」です。意識の高い選手や保護者ほどこの休養の大切さを見落としがちなんです。
りょうたコーチ意識が高い選手ほど睡眠を後回しにしがちです。まずはよく眠ることから始めてみてください。
お子さんの様子が気になるときは、あわせて読んでみてください。
関連記事「やる気がない」ように見えて実は疲れているだけかも「最近うちの子、練習に行きたがらない」。やる気がなさそうに見えるとき、まず見てほしいのは体の状態です。眠れているか、疲れていないか。疲れが原因なら休ませるのがいちばんの対策になります。やる気が見えない日の見方と関わり方をお伝えします。練習で使った体は休んでいる間に修復されより強くなります。体の成長に必要な要素も睡眠中に分泌されます。
つまり休まないとせっかくの練習が体づくりに変わらないんです。
ここで私自身の話をさせてください。
私は中学1年生のときすでに身長が168cmくらいありました。当時としては大きい方です。ところが中学3年で卒業するときには173cm。3年間でたった5cmしか伸びなかったんです。
当時の私はラグビーが楽しすぎて週6〜7回の部活に加えて毎日自主トレもしていました。「頑張ればもっと上手くなれる」と信じて疑いませんでした。
でも今知識を得て振り返るとこう思うんです。体が常に疲労しきっていた。成長に使われるはずのエネルギーが疲労回復にばかり使われていたのではないか。「休むこともトレーニング」だと当時知っていればと今でも思います。
「休むこと」も立派なトレーニング
身長も体も成長期である今しか作れません。後から後悔しても遅いんです。
だからこそお子さんが頑張りすぎているなと感じたら「休む勇気」を持たせてあげてください。
休むことはサボりじゃない。上手くなるための大切なトレーニングのひとつです。
体を休めながらできることもあります。自分の試合の動画を見返したりプロのプレーを見てイメージを作ったり。これも立派な「考えるトレーニング」です。
そして睡眠の質を上げる工夫をひとつだけ。寝る1時間前からスマホやゲームの画面を消すことです。画面の光は脳を覚醒させます。寝入りばなの睡眠の質が大きく下がってしまいます。
今夜、スマホを少し早めに置く
まずは今夜からです。いつもより少しだけ早くスマホを手放して眠る。それだけで体は回復に向かいます。
もしお子さんがなかなか休もうとしないなら憧れの人の言葉を借りて伝えてあげるのも効果的です。
声かけ例「好きな選手も休むのが一番大事なトレーニングだって言ってたよ」
頑張る子を上手に休ませてあげましょう。
まとめ
休むことは頑張りにブレーキをかけることではありません。頑張った分をきちんと体に変えるための時間です。
休養を味方につけられれば練習した分がそのまま体に返ってきます。お子さんは元気なままラグビーを楽しみ続けられます。
この記事のまとめ- 過度な練習は疲労を溜めケガのリスクを高める
- 体は休んでいる間に修復されて強くなる
- 休まないとせっかくの練習が体づくりに変わらない
- 休むことはサボりではなく大切なトレーニングのひとつ
- 寝る1時間前にスマホやゲームの画面を消す
今夜スマホを置く時間をいつもより少しだけ早めてあげてください。それだけで十分な第一歩です。
頑張れる子はそのままで大丈夫です。あとは上手に休ませてあげるだけで体はちゃんとついてきます。