子どもが頑張っている姿を見ているとつい「もっと上手になってほしい」と思うものです。するとミスや足りない部分にばかり目が行ってしまいますよね。
「なんで今のタックル入れないの!」
「またノックオンしてるじゃない!」
ポロッと出てしまったその一言が子どものやる気を削いでしまうことがあります。
でも見方を少し変えるだけで大丈夫です。できたこと・挑戦したこと・少しでも伸びたことに目を向ける。この「加点方式」に切り替えるだけでいいんです。自分もコーチとして「今日は相手の腰に両手でタッチできればOK」と成功のハードルを下げて過程を認めるようにしています。
この記事を読んでわかること- 減点方式が子どもの挑戦を奪う理由
- 褒めどころの見つけ方
- 今日ひとつだけ言葉にすること
この記事を読むと褒めどころの見つけ方が分かります。お子さんは「見てくれている人がいる」と感じます。そして失敗を怖がらずに自分から前に出られるようになります。
「減点方式」が子どもの挑戦を奪う
できていないことやミスばかりを指摘して「あれもダメ、これもダメ」とマイナスを積み重ねていく。これが「減点方式」の声かけです。
これを続けると子どもは「自分はダメな選手なんだ」「失敗したら怒られる」と感じてしまいます。そうなると上手くなるどころか挑戦すること自体を怖がるようになる。
りょうたコーチつい言ってしまっても大丈夫です。次の一言をできたことに向けてみてください。
スポーツでいちばん伸びるのは失敗を恐れずチャレンジできる子です。減点方式の声かけは知らないうちにその大事な「挑戦する勇気」を奪ってしまうんです。
「加点方式」で褒めどころを見つける
反対に「加点方式」はできたこと・挑戦したこと・少しでも成長したことを見つけてそこにプラスを足していく見方です。
「でもうちの子はミスばっかりで褒めるところなんて…」と思うかもしれません。でも褒めどころのタネは意外とたくさん転がっています。
ひとつ目は結果ではなくプロセスを見ること。ふたつ目は小さな成長を見逃さないこと。昨日できなかったことが今日できたらそれは立派な進歩です。
声かけ例「トライにはならなかったけどあのステップ良かったね」
「前はボールをもらうの怖がってたけど、今日は2回ももらえてたね」
「今日の試合、前回よりタックル数増えてたね」
みっつ目は当たり前の中にも目を向けること。挨拶ができる、準備を自分からやる、仲間を応援する。プレー以外にも褒めどころはいくらでもあります。
そして失敗したときこそ「また一つ伸びしろが見つかったね」と声をかけてあげる。
失敗をダメなことじゃなく「伸びしろ」として扱う。この声かけが失敗から学べる子を育てます。
りょうたコーチうまくいかなかった日は「次はどうしたらいいかな」と一緒に考えてみてください。
今日、一つだけ「できたこと」を言葉にする
今日からできることはとてもシンプルです。一日の終わりに子どもの「良かったところ」をひとつだけ見つけて言葉にしてあげる。それだけです。
ついつい目がいく「できないこと」から意識して「できていること」へ。その小さな視点の切り替えが子どもの大きな自信につながっていきます。
まとめ
この記事のまとめ- 減点方式の声かけは「挑戦する勇気」を奪ってしまう
- 加点方式はできたこと・挑戦したこと・成長したことを見つける見方
- 褒めどころは結果ではなくプロセスにある
- 挨拶や準備などプレー以外にも褒めどころはいくらでもある
- 一日の終わりに「良かったところ」をひとつだけ言葉にする
「できたこと」を言葉にしてもらった子どもは「自分は認められている」「見てくれている人がいる」と感じます。それが自信になり「もっと頑張ろう」という次へのエネルギーに変わります。
すべてを完璧にやろうとしなくて大丈夫です。まずは今日ひとつだけ見つけて伝えてみてください。それだけであなたはお子さんの一番のサポーターです。