子どもが頑張っていると、つい「もっと上手になってほしい」と思うものです。するとミスや足りない部分に目が行ってしまいますよね。
「なんで今のタックル入れないの!」
「またノックオンしてるじゃない!」
ついポロッと出てしまったその言葉が子どものやる気を削いでしまうことがあります。でも逆に言えば見方を少し変えるだけでいいのです。あなたは子どものやる気を引き出す最高のサポーターになれます。
2026/7/13
子どもが頑張っていると、つい「もっと上手になってほしい」と思うものです。するとミスや足りない部分に目が行ってしまいますよね。
「なんで今のタックル入れないの!」
「またノックオンしてるじゃない!」
ついポロッと出てしまったその言葉が子どものやる気を削いでしまうことがあります。でも逆に言えば見方を少し変えるだけでいいのです。あなたは子どものやる気を引き出す最高のサポーターになれます。
できていないことやミスばかりを指摘して「あれもダメ、これもダメ」とマイナスを積み重ねていく。これが「減点方式」の声かけです。
これを続けると子どもは「自分はダメな選手なんだ」「失敗したら怒られる」と感じてしまいます。そうなると上手くなるどころか挑戦すること自体を怖がるようになる。
つい言ってしまっても大丈夫です。次の一言をできたことに向けてみてください。
スポーツでいちばん伸びるのは失敗を恐れずチャレンジできる子です。減点方式の声かけは知らないうちにその大事な「挑戦する勇気」を奪ってしまうんです。
反対に「加点方式」はできたこと・挑戦したこと・少しでも成長したことを見つけてそこにプラスを足していく見方です。
「でもうちの子はミスばっかりで褒めるところなんて…」と思うかもしれません。でも褒めどころのタネは意外とたくさん転がっています。
ひとつ目は結果ではなくプロセスを見ること。ふたつ目は小さな成長を見逃さないこと。昨日できなかったことが今日できたらそれは立派な進歩です。
「トライにはならなかったけどあのステップ良かったね」
「前はボールをもらうの怖がってたけど、今日は2回ももらえてたね」
みっつ目は当たり前の中にも目を向けること。挨拶ができる、準備を自分からやる、仲間を応援する。プレー以外にも褒めどころはいくらでもあります。
そして失敗したときこそ「また一つ伸びしろが見つかったね」「次はどうしたらいいかな」と一緒に考える。
失敗をダメなことじゃなく「伸びしろ」として扱う。この声かけが失敗から学べる子を育てます。
今日からできることはとてもシンプルです。一日の終わりに子どもの「良かったところ」をひとつだけ見つけて言葉にしてあげる。それだけです。
ついつい目がいく「できないこと」から意識して「できていること」へ。その小さな視点の切り替えが子どもの大きな自信につながっていきます。

三原 亮太(りょうたコーチ)
ラグビーの時間 代表
元近鉄ライナーズ。小・中学生専門のプロラグビーコーチ。「モチベーションレベルを高めて、次のステージへ」を信条に、選手と保護者に伴走しています。
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