練習の後半なんだか集中力が切れてきたなと感じる場面はありませんか。
選手があくびをしている。動きがダラっとしている。同じメニューなのに最初の勢いがない。
そんなときつい「集中しろ!」と声を張り上げたくなります。でも気合いで集中力は戻りません。変えるべきは選手の気持ちではなく練習の設定のほうです。
この記事では集中が切れた練習の空気を変える具体的な方法をお伝えします。
2026/7/22
練習の後半なんだか集中力が切れてきたなと感じる場面はありませんか。
選手があくびをしている。動きがダラっとしている。同じメニューなのに最初の勢いがない。
そんなときつい「集中しろ!」と声を張り上げたくなります。でも気合いで集中力は戻りません。変えるべきは選手の気持ちではなく練習の設定のほうです。
この記事では集中が切れた練習の空気を変える具体的な方法をお伝えします。
現場で何度も実感しているのが練習にゲーム性を取り入れると選手の集中力が格段に上がることです。
人はただの反復練習だと飽きます。でもそこに勝ち負けや記録がからむと、急に目の色が変わる。子どもなら特にそうです。
入れ方はシンプルで大丈夫です。「競争」「連続成功回数」「タイムアタック」。この3つが使いやすいです。
同じパス練習でもこう一言ルールを足すだけで選手は自分から本気になります。やらされる練習が勝ちたい遊びに変わる瞬間です。
叱る前に「よし、ここから競争な」の一言。それだけで空気が変わります!
ゲーム性のすごいところは、集中力だけではありません。ルールの設定しだいで選手にやってほしい動きを自然に引き出せます。
以前ボールを持ったら一人で走り回るだけの選手たちがいました。「パスを回そう」と言葉で言っても、なかなか変わりません。
そこで「最初にボールをもらった人がタッチされたらターンオーバー」というルールを一つ足してみました。すると選手たちは、タッチされないために自然と逆サイドのスペースまでパスを回して、トライするようになったんです。
言葉で100回言うよりルール一つ。これが環境設定の力です。
ひとつだけ注意があります。
勝ちたいあまりズルをする選手が必ず出てきます。それを許すとただのなあなあな遊びになってしまう。
だからルールは明確にして、そこは厳しく見る。ここだけは守ってください。
次の練習で集中が切れてきたなと思ったら、叱る前にルールを一つ足してみてください。

三原 亮太(りょうたコーチ)
ラグビーの時間 代表
元近鉄ライナーズ。小・中学生専門のプロラグビーコーチ。「モチベーションレベルを高めて、次のステージへ」を信条に、選手と保護者に伴走しています。
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