ラグビーの時間
なぜ私は、小・中学生専門のラグビーコーチにこだわるのか
コーチングコーチの心構え

なぜ私は、小・中学生専門のラグビーコーチにこだわるのか

2026/7/11

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ジュニア期に出会うコーチが、その子のラグビー人生を決める。

これが私の一番の理由です。小・中学生専門のプロコーチとして活動し続けているのは、そう信じているからです。

でも最初からこの年代にこだわっていたわけではありません。小4までラグビーが好きではなかった私が、なぜプロのコーチになり、なぜ小・中学生を選んだのか。自分の経験を振り返りながらお話しします。

ラグビーが嫌いだった私が、コーチを志すまで

小4まで正直ラグビーが好きじゃなかったです。

父と兄の影響で幼稚園の年中から始めたものの、野球のほうが楽しかった。ラグビーは「やらされている」感覚のほうが強かったと思います。

そんな私が変わったのは小5のある瞬間でした。

父に言われて小3から続けていたなわとび。最初は全然うまくできなかったけど、少しずつできるようになっていきました。そして小5のある試合で、初めて相手を飛ばしてトライを決めました。

その瞬間、今までやってきたことが全部つながった気がしました。

コツコツ続けてきたことが結果になる喜び。できないができるに変わる瞬間の気持ちよさ。

ラグビーってこんなに楽しいスポーツだったのか。初めて心の底からそう思えた瞬間でした。

それから時がたち、大学のころになって漠然と「引退したらコーチになりたい」と思うようになっていました。

理由は二つあります。

一つは引退後もラグビーに関わり続けたかったこと。

もう一つは自分自身がコーチに恵まれなかった経験があったからです。父以外からラグビーをちゃんと教えてもらった記憶がほとんどありません。感覚だけで教えるコーチが多くて、腑に落ちないことがたくさんありました。

「自分がコーチになったら、ちゃんと教えたい。」

その思いがずっとありました。

挫折から見つけた、この年代の面白さ

引退後、最初にコーチングをスタートしたのがたまたま小・中学生のチームでした。

当時の私は「自分が知っていることを伝えれば選手は上達する」と思っていました。でも現実は全然違いました。

自分の知識を一生懸命伝えても、選手たちはポカーンとしている。言葉がまったく届かない感覚。悩みすぎて熱を出したこともありました。

1年目の選手たちには本当に申し訳なかったと今でも悔やんでいます。

そこからコーチングそのものを学び直しました。大事なのは知識の量じゃなかったんです。

選手をよく観察すること。コミュニケーションをとって関係性を作ること。その選手の段階に合わせて「教えるのか」「引き出すのか」を判断すること。

りょうたコーチりょうた
コーチ

知っていることを伝えるだけではコーチングじゃない。学び直して、やっとそこに気づきました。

そうやって試行錯誤を重ねるうちに、この年代のコーチングの面白さにどんどんはまっていきました。

先週まで「難しい」と悩んでいたことがある日突然できるようになる。

その瞬間の選手たちの顔がたまらなく好きです。「今の見た!?」というあの笑顔。言葉にならない嬉しさが全身からあふれ出るあの表情。

伸びる瞬間に立ち会える機会がこの年代は本当に多いです。

私自身、父に厳しく教えてもらいながら同時にラグビーの楽しさも教えてもらいました。その両方があったから私はあの瞬間を迎えられた。

だから私は選手たちに「ラグビーが楽しくて、ずっと続けたい」と思ってもらえるきっかけをつくりたいんです。

プロとして、同じ思いのコーチへ

花園で関わった選手たちが卒業後も楽しそうにプレーしている。その姿を見るとき本当に幸せだなと思います。

楽しさが一生続く。そのきっかけの一つに私がなれたとしたら。

大好きなラグビーに関わる時間を少しでも増やしたい。趣味や副業じゃなく本気でこの仕事に向き合いたい。そう思ったときプロとして生きていく道を選びました。

小・中学生の時期はラグビーを今後続けていくうえで一番重要な時期だと思っています。

その時期に本気で関わっていきたいと考えているコーチとぜひつながりたいです。

同じ思いを持つ方がいれば、SNSから気軽に声をかけてもらえると嬉しいです。

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三原 亮太(りょうたコーチ)

三原 亮太(りょうたコーチ)

ラグビーの時間 代表

元近鉄ライナーズ。小・中学生専門のプロラグビーコーチ。「モチベーションレベルを高めて、次のステージへ」を信条に、選手と保護者に伴走しています。

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